もくじ
映画館で観たもの
デッド・ドント・ダイ(2019) ~真顔で淡々と面白いことされるとどうしたらいいのかわからないよ!~
2020.09.08 tue @下高井戸シネマ
【明日から】
— 下高井戸シネマ (@shimotakacinema) 2020年8月28日
『デッド・ドント・ダイ』
8/29(土)〜9/4(金)19:50
9/5(土)〜11(金)18:20
アメリカの田舎町に突如溢れ出した生ける屍に警察の迷コンビが立ち向かう。彼らを待ち受けるのは果たして、希望か、絶望か…!?豪華俳優陣で贈る愛すべきオンリーワン“ゾンビコメディ”! pic.twitter.com/GVFXrIubwa
このツイートを見て、アダム・ドライバーのことなんとなく好きだけど出演作は「沈黙」しか観たことないんだよな~、この写真の雰囲気いいな~、と思って軽い気持ちで観に行った私だったが……
以下、観た直後の困惑の記録。
面白かったんだけど、どういう気持ちになればいいのかわからないラストだった
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
いや……ほんとに……どういう気持ちになればよかったんだ??
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
とくにティルダ・スウィントン、ティルダ・スウィントンにこういう変な人やらせたら楽しいよね〜(笑)っていう悪ふざけじゃなかったですか?ティルダ・スウィントンに柔道着着せて黄金の仏像の前で剣舞?さすな
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
高慢と偏見とゾンビでも英国紳士が日本刀でゾンビを斬ってたんですけど、ゾンビムービーにおいて日本刀ってメジャーな武器なんですか?
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
まあ、ハンドアックスよりは切れ味良さそうだけども……
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
アダム・ドライバーがとてもよかったので総合的にはまあ満足です ちょっと変な人が似合うね
— katanoina (@katanoina) 2020年9月8日
観終わって時間が経つにつれて、わりと好きだったような気がしてきたんですけど、アダム・ドライバーのこともっと知りたいと思ったとき最初に観る映画としては間違っていた気はする。スターウォーズでも観るか~。
ブックスマート(2019) ~すべてのティーンエイジャーよ、すこやかにおろかであれ~
2020.09.27 sun @シネクイント
(※脚注はちょっとだけストーリーのネタバレ)
なんか、今の映画だな~と思った。そんなにたくさん映画を観てるわけでもないのに知ったようなことを言いますけど。あちこちへの配慮の行き届き方が、5年10年前の映画だったら、こうはいかなかったんじゃないかな~ってところが結構あった。
いろいろあるけど、高校生たち誰も本当に悪いやつではない感じに描かれてるとこがよかった*1。後味がいい。
日本の高校生にもこういう映画があるといいな、と思う。わたしが知らないだけで、あるのかもしれないけど。日本の映画は、高校が舞台の話だと特に、見た目にコンプレックスがあるという設定の主人公でもきれいな感じの俳優さんが演じがちじゃないですか?
いや、まあね、ブックスマートがアメリカの映画全体の中でどのくらいのポジションなのか(ヒット作なのか、映画好きの間で話題!くらいの感じなのか…)知らないので、日本だからアメリカだからということも言えないんですけどね。いずれにしても、スクリーンや画面、本のページの中の高校にも、もっといろんな見た目、いろんな出自の子が、あたりまえにいるようになるといいな~と思っています。
劇中で使われてた曲聴きたいな〜と思ったらオフィシャルプレイリストが公開されていた わかってるね〜 https://t.co/aVJ9loz9A0
— katanoina (@katanoina) 2020年9月27日
その中でも印象に残る使い方をされていたYou Oughta Knowをめっちゃ聴いてます。歌えるようになりたいですね、しかるべき時に歌い上げられるように。
TENET(2020) ~二度観ても、コントラバスが破壊された理由はわからなかった~
2020.10.06 tue @TOHOシネマズ新宿、2020.10.12 mon @TOHOシネマズ新宿
ネタバレにならない感想を言うとすると、「コントラバス!!!!!!」ですね
— katanoina (@katanoina) 2020年10月6日
あんな痛めつけられてたのコントラバスだけじゃないですか?大きくて見栄えがするってだけで選ばれたんじゃない?かわいそうに……
パンフレットやレビュー読みたいけどその前にもう一回最初から観んことには……って感じだったので観てきたんですけど、まだ3、4割くらい理解できてない気がする pic.twitter.com/3cqF0UYO53
— katanoina (@katanoina) 2020年10月12日
クリストファー・ノーランの映画はいつも3、4割分かんない気がする その分からなさを浴びに行っている節があります
— katanoina (@katanoina) 2020年10月12日
ていうか映画全般的にそうだし本や音楽もそうかも 3、4割くらい分からないとこが残るものが好きなんですよね
— katanoina (@katanoina) 2020年10月12日
一回目はIMAXレーザー、二回目はふつうの音響の大きいスクリーン(TCX)で観たんですけど、重低音の響き方が違うな~と思った。冒頭の、ズーン…ズーン……みたいな音が、深かったような気がしました。映像の違いはあんまりわかんなかったな。
友人に「ニール好きそうだな~と思った(笑)」って言われたんですけど、あんなん全員好きじゃないですか?
家で観たもの
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980) ~男はつらいよのマドンナ毎回きれいすぎて笑っちゃう~
2020.09.20 sun @テレビ
私にとって二作目の「男はつらいよ」。放送日にたまたま実家に居合わせたときに観る、というスタイルなもので、第20作の次に第25作になってしまい、しかも、この「寅次郎ハイビスカスの花」は珍しく続き物で、三部作の三作目だったらしいんですが、それでも全然楽しく観られたので、懐が深いシリーズだなあと思います。
なんか、ツイッターでオタクと触れ合っていると、世の中のエンタメコンテンツは恋愛・結婚至上主義のものばかりだ!そうでない関係性を見たいのに!的な主張をまあまあな頻度で目にするんですけど、こんな昔から、しかも商業的にかなり成功している作品のなかにも、ちゃんとあるんじゃんねえ。結婚するのが普通っていう価値観が大前提になってはいるけれども。
沖縄が舞台だったんですけど、普通のシーンの背景にめちゃめちゃに戦闘機の音が入っていたのが印象的でした。
インセプション(2010年) ~アリアドネっていい名前だよね~
2020.10.13 tue @U-NEXT
劇場で観て以来10年ぶりに観たんですけど、街が折り畳まれる映像の感じと、ラストカットと、めちゃめちゃ面白かった!と思ったことしか覚えてなくて、途中で思い出すこともなくて、普通に最後までどうなるかドキドキしながら観れてしまった
— katanoina (@katanoina) 2020年10月13日
ストーリーはまじで「ひとのゆめに…はいる……?」くらいしか覚えてなかったけど、でもアリアドネが街を作り替えて見せるシーンを見たとき、これができちゃうなら3D上映要らないじゃん!?って興奮したのはすごく鮮明に覚えてたんだよな
— katanoina (@katanoina) 2020年10月13日
映画とか舞台とか、観て時間が経つとまずストーリーから忘れるんだよな すぐ「おもしろかったと思ったことは覚えてる」「こういう絵面があったことは覚えてる」みたいな状態になる
— katanoina (@katanoina) 2020年10月13日
最近特にストーリーを把握する力、覚えておく力が弱まってるのを感じるんですよね……
観た直後でもあらすじを説明できない気がする。観た映画のストーリー要約する練習でもするか……
あと最後の最後、かなり目立つ端役としてメンタリストの局長が出てきてわあ!ってなった笑
— katanoina (@katanoina) 2020年10月13日
外国の映画を観るのが好きな理由のひとつに、海外の俳優は、ひととなりや過去のエピソードなんかをほとんど知らないので、演じている役柄に集中できるというのがあったのですが、ここ数年映画を観る本数が増えて、知ってる人、知ってることが増えてきてしまったのがちょっとした悩みです。
人の顔を覚えるのがたぶん得意なんですけど、そこに名前とかの情報を紐づけることはできなくて、「この人知ってるけど何で見たんだっけ?」という疑問に脳のメモリを持っていかれてしまうんですよね。レオナルドディカプリオくらいになるともう「レオナルドディカプリオだな」なので大丈夫なんですけど。
*1:高校生「は」な!あのおっさんには裏切られたぜ……