12月は一本しか観てなかったので1月とまとめました。
2019年は、新作も過去の名作も、観たいと思ったやつどんどん観る年にするからな〜〜。
~もくじ~
具体的な内容にはあんまり触れないけど、事前情報ゼロで観たい人は読まない方がいいと思うな~くらいの感じです。
映画館で観たもの
ボヘミアン・ラプソディ ~良い音楽を良い音響で聴くのは良い~
2018.12.12 wed @TOHOシネマズ新宿
IMAXで観ました。良い音の上映で観ることにとても意味がある映画だと思います。テレビで観てたら感動が半減して、「へえ~フレディ・マーキュリーってソロで活動してた時期もあったんだ~」くらいの感じで終わっていたかもしれない。
俳優の演技や脚本や演出がだめだったかというとそういうわけではないんですけど、ただ、ライブに引けを取らない音量、音圧で流れるQUEENの曲の良さが、他の要素の良さをだいぶ引き離して圧倒的に良かったと思うんですよね。
だからね~、アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデングローブ賞で作品賞と主演男優賞を受賞したっていうのはちょっとびっくりしました。主演男優賞はまだ分かるにしても、作品賞もなんだ!?って。
いや、でも、観終わってすぐ、劇場の出口のところで訊かれたら私も「この映画に作品賞をあげる!」ってなってたかもしれない。そういうエネルギーみたいなものを持ってる映画でしたよね。
ひと月以上経って、落ち着いて振り返っている今の私からは、「やっぱりQUEENの曲っていいね!」賞、「QUEENの曲の魅力に改めて気付かせてくれてありがとう!」賞、「猫を絶対にかわいく撮るという強い気持ちを感じる」賞を差し上げます。
万引き家族 ~安藤サクラのこと思い出しては悔しくて泣く~
2019.01.14 mon @下高井戸シネマ
ここ半年くらいで一番感情を動かされた映画だったと思います。感想は改めてちゃんと書くことにしたので、観た後のツイートだけ。
万引き家族をようやく観たんですけど泣きすぎてお腹空いてうっかりこの時間にナポリタン頼んじゃった おいしい pic.twitter.com/Zx3gpObwR5
— katanoina (@katanoina) January 14, 2019
お腹が満たされてやっと泣き止めたところで、お店に成人式帰りの母娘が挨拶に来て、マスター夫妻と一緒に写真撮ったりしてて、それ見たらまた涙出てきて不審者になってしまった
— katanoina (@katanoina) January 14, 2019
わたしはあの家族にもこうやって節目節目の行事とかを当たり前のようにみんなで一緒にこなしていってほしかったよ!!
— katanoina (@katanoina) January 14, 2019
なんか悲しいとか感動とかじゃなくてずっと悔しかった あの人たちに世の中とか社会とかなんかそういうものを笑い飛ばして見返してやってほしかった
— katanoina (@katanoina) January 14, 2019
精神的によれよれの状態で買い物行ったせいで何作るか考えてないのに殻付きのエビとか買って来ちゃったんだけどどうしようかな
— katanoina (@katanoina) January 14, 2019
あと、急にライトな感想なんですけど、祥太役の城桧吏くん、『誰も知らない』の時の柳楽優弥くんに似てるな~、是枝監督はこういう顔が好きなのかな~~と思ったら、ほんとに好きだったみたいでふふってなった*1。
あ、エビは無事においしくなりました。
マチルド、翼を広げ 〜え……〜
2019.01.16 wed @シネマカリテ
どうしたらいいのかわからない話だった。
どうしたらいいのかわからない話はわりと好きなんだけど。
連休の終わりにしんどい映画観ちゃったから心温まろう…と思ったのにこれも結構しんどい話だった…… pic.twitter.com/Sf4fZw8Ckt
— katanoina (@katanoina) January 16, 2019
助けの必要な人が助けてもらえてなかったり、それによって意に反して他の誰かを傷つけてしまったりする話、めっちゃいや…………
— katanoina (@katanoina) January 16, 2019
ってなってしまって、「あまりにも大きな愛」を感じるとこまでいけなかった
— katanoina (@katanoina) January 16, 2019
女の子がちょっと変わり者のお母さんに振り回され、葛藤しながらも、大きな愛に包まれて成長していく……的な話かと思いきや、お母さんの振る舞いが明らかに病院の治療が必要な感じで、それによって主人公の女の子が被る被害が度を越えていて、心温まるどころではなかったですね……。
なんでこんなことになるまで放っておいたんだよお父さん!!周りの大人!!おーい!!
最後はなんか報われた感じで美しく終わっていたけれど、母親が適切な治療やケアを受けなかったせいで犠牲になった彼女の子供時代はもう帰らないのですが……!?と悲しい気持ちが晴れませんでした。
主役の女の子はかわいかっただけに残念です……
家で観たもの
ノートルダムの鐘 ~私もガーゴイルの友達ほしい~
2019.01.19 sat @U-NEXT
子供の頃映画館で観たはずなのに全然覚えてないな〜と思って観てみました。
調べたら6歳だったみたいで、6歳にはちょっと渋すぎたんだろうな、という感じ。
ウィキペディアに、「原作と異なりハッピーエンドで終わる」と書いてあって、え、あれでハッピーだったの?と思ったんですけど、原作の方のあらすじを確認したら確かにディズニーアニメでは有り得ないだろうな!ってくらいのアンハッピーだった。
そんな話をどうしてディズニーでアニメ化することになったのかが気になります。
タッチ(実写映画) ~長澤まさみの顔って結構若い頃に完成してたんだな~
いつだったか忘れたけど観たのを思い出した @録画
実家に帰った時に母が録画していたのを観ました。
良かったところ、長澤まさみがかわいかった、以上。
観てて辛くなるほどひどいことはなかったけど、長澤まさみがかわいかった他は特筆すべき点もなかったかな……。
長澤まさみの見た目が今とあんまり変わらない感じだったので、二十代にはなってるよね、あんな高校生いたらびっくりするよね、と言っていたのですが、公開時18歳だったみたいでびっくりしました。年齢の問題ではなかった。
*1:ABOUT THE MOVIE|是枝裕和監督 最新作『万引き家族』公式サイト (DIRECTOR'S INTERVIEWの三問め)