2018年11月に観た映画
すっごいいまさらなんですけど、ギフテッド、 3月31日から下高井戸シネマで上映されるみたいなので観てください!
~もくじ~
映画館で観たもの
バリー・シール/アメリカをはめた男 ~基になった実話が強すぎる~
2017.11.08 wed @TOHOシネマズ新宿
面白かった。
面白かった、んですけど。
起こっている出来事のインパクトがありすぎて、この作品が映画としてどうなのかっていうのは全然分からなかった。
「面白かった」というのも、観終わった今にして思えば…という感じで、観ている最中はそんな風に感じている余裕はなかった。実話を基にしてるという事前情報があったので、何かあるたび「うわあ…これが実話……」と思ってしまって、衝撃と困惑の波状攻撃で手一杯でした。
公開されていることも知らなかったのですが、こちらの記事を読んで興味を持って観に行きました。確かにサブタイトルは誤訳だな…と思ったし、トム・クルーズはペロッとお尻を出していた。2回。
ギフテッド gifted ~め、め、め、名作だあ~~~
2017.11.27 mon @TOHOシネマズ新宿
まずは2コマ漫画をご覧ください。
ハンカチ忘れたんだけど大丈夫かな〜〜 pic.twitter.com/TGHfTQQmJg
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
コンプリートリーだめでした
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
最近大人が子供とちゃんと対話してるの見るとそれだけで泣いてしまうんですけど何なんですかね?「よつばと!」みたいなのはもちろん、子ども科学電話相談でも泣いちゃう。別にトラウマを抱えているとかではないはずなんですけど…たぶん……
だからもうね、こんな映画、冒頭から最後まで100分間泣きどおしですよ!!
主人公メアリーと、彼女の叔父で育ての親のフランクの会話がね~~、よくてね~~~~。馬鹿にしたり見くびったりせず、ひとりの人間として扱いながら、でも幼い子供の手に余る問題やまだ知らなくていい危険からはしっかり守る、みたいなね〜〜〜〜。
ギフテッドという題名の通り、平たくいうと才能に恵まれた子供を周りの大人たちはどう育てるべきかっていう話なんですけど、出てくる大人たちみんなちょっと愚かでちょっと間違っててでも誰も悪くないのがとてもよかったです
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
そう、このふたりの関係、実の親子でないというだけでなく、もうひとつちょっと特殊なことがあって、メアリーは数学の才能を持ってるんですね。それも、ものすごい。
そんなわけで、ざっくり言えば「普通の子供らしく育てたい叔父」VS「才能に見合った英才教育を受けさせたい祖母」の対立になっていくんですけど……
亡くなった実の母親からメアリーを託されてここまで育ててきたのはフランクであり、先に触れた通り二人の関係は良好。
祖母イヴリンは、ただでさえ分が悪いっていうのに、その上やり方も強引なので、主人公ふたりの視点だと完全に悪者になってしまい、観客としてはどうしてもフランクを応援したくなる。
でも、公立校の授業を受けるメアリーは退屈過ぎて辛そうだし、イヴリンだって、けっして悪意があるわけではなく、悪人ではないんですよね。フランクだって人間的に完璧なわけじゃないし*1。
そのどちらも悪くなさが、難しいところでもあるけど、よかったなと思った。映画自体はハッピーなムードで終わるんですけど、なんともいえない苦みが残って、そこがとても好きでした。
さすがに上映終わっちゃったよな~と思ってたら、なんと3/31から下高井戸シネマで上映されるらしいじゃないですか!
あと主演の女の子が表情豊かでスーパーかわいくて、表情だけで何度も笑いが起きてた 爆笑じゃなくて、ふふふっていうやつ
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
マッケナ・グレイスの表情だけでも1800円の価値あるので!ぜひ!
みんな早くギフテッド観て私とこの内容の映画の主題歌のタイトルをthis is how you walk onにした人こそ相当ギフテッドだわって話をしましょう https://t.co/tflXHRiqNh
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
そうそう、主題歌も良かった。
それから、
ふつーに好きそうすぎて逆に避けていた(500)日のサマーも食わず嫌いせず観ようと思った
— katanoina (@katanoina) 2017年11月27日
って言ってたのにまだ観てないことを思い出したので近日中に観よう。
家で観たもの
アイアンマン2 ~社長の気持ちが分からない~
2017.11.30 thu @U-NEXT
スパイダーマン・ホームカミングのトニー・スタークの行動に納得がいかなかったのと、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が出てくるらしいアヴェンジャーズ3を観るために、MCUを制覇しようキャンペーン第2弾。
相変わらずトニー・スタークのことがよくわかりません。かわいげがあるってことはわかるんだけど、なんか行動原理がピンと来なくて、「なんやねん…」って思ってしまう。
登場人物に共感出来るっていうのは、物語を楽しむために必須の条件ではないと思うんですけど、どうも乗れないんですよね。続きに期待。
あ、ペッパーの顔は好きです。
*1:お酒の勢いでちょっとしたハプニングを起こしちゃったりするんですけど、その時のメアリー…というか演じるマッケナ・グレイスが最高