tebikae

て‐びかえ【手控】 〘名〙 ①心おぼえに手許に控えておくこと。おぼえがき。また、それを書く手帳。[日国]

おもったこと

どこかにあってほしいもの

百貨店が苦境だという。特に地方が厳しいという。 長いあいだ地元で愛されてきた百貨店が、次々になくなっているという。 百貨店で買い物をする機会はそう多くない。 時々洋服や靴なんかを見には行くけれど、実際に買うのはひとシーズンに一回か二回。 それ…

欲しがりましょう、負けたって。

誕生日プレゼントに欲しいものある?と母に訊かれた。一週間くらい考えているのだけれど、思いつくのはジップロックとかトイレットペーパーとか無洗米とかそんなものばかりで、ちょっと焦っている。 ものをねだることが不得手なのはわりと昔からだ。満足のハ…

猫は目がひかる

大人になると、大切なことを忘れてしまうという言説がある。あるいは失くしてしまう、とか。子供の頃は知っていた、あるいは持っていたものを、大人になるにつれて人は失ってしまうのだ、というような。 この「忘れる」はたぶん、物事を覚えたり常識を身に着…

懐かしさとは

私にとって、ふるさととは眺めるものだった。 水田、丈の低い野菜の畑、点在する木造家屋。大きな麦わら帽子を被ったおばさんが、何か農作業をしている。手拭いを肩にかけたおじさんの運転する軽トラックと、ヘルメットをかぶった中学生の自転車が、畦道をす…

食べられる食べられない問題

食べられるか食べられないか、という問題に、最近よくぶつかる。 食っていけるいけないという経済事情の話ではなく、食うか食われるか!?というシビアな生存競争の話でもなく、食材や料理を食べても大丈夫かどうかの判断の話だ。 買ったばかりだったり賞味…

みそ汁との和解

実家を出て7か月半にして初めてみそ汁を作った。はじめからだしが混ざってるみそで、すごく簡単なやつだけど、たぶん小学校の調理実習以来だった。 みそ汁を作るぞ、と決めて買い物をしていたわけではなく、冷しゃぶを作ったら茄子ともやしが余って(冷しゃ…